ガイド

Windowsでプログラミング用のマルチモニターを設定する方法

プログラミングは、コード、動いているアプリ、ドキュメント、ターミナル、ログ、チャットを絶えず行き来する作業です。画面が増えれば切り替えは減りますが、それはすべてのウィンドウに定位置があり、再起動やドッキング、ウィンドウを散らかすデバッガー実行のあとでもその場所へ戻る場合に限ります。この記事では、開発に実用的なモニター配置、手をキーボードから離さないウィンドウ操作、キー1つで呼び出せる作業別の配置を扱います。

更新日 6ステップ

  1. 作業に合ったモニター配置を選ぶ

    中央に大きな横置き画面を置いてエディターやIDEを、2台目にブラウザーや開発中のアプリを、縦置きモニターにドキュメント、ログ、コード レビューを置く構成が定番です。縦画面は設定 > システム > ディスプレイの「画面の向き」で回転し、ほかの画面の隣に合わせておきます。広い画面が1台だけなら、34インチのウルトラワイドを広い中央と左右の列に分けても似た効果が得られます。画面間でウィンドウのサイズが変わらないよう、拡大率は近い値にそろえましょう。

  2. 画面ごとにゾーン レイアウトを決める

    WindowLayoutで「ウィンドウとゾーン」を開き、モニターごとにレイアウトを選びます。ウルトラワイドにはファイル ツリー、エディター、プレビュー用の「優先 25/50/25」、2台目にはブラウザーと開発者ツール用の「2 分割」、縦置きモニターにはターミナル、ログ、チャット用の「3 行」がよく合います。「今すぐウィンドウを整列」をクリックすれば、開いているウィンドウが所定の位置に収まります。Ctrl+Alt+PageDownとPageUpはどのウィンドウでもゾーン間、さらに次のモニターへ動かします。

  3. キーボードでウィンドウを操る

    Ctrl+Alt+→/←でアクティブなウィンドウを次・前のモニターへ、Ctrl+Alt+テンキーで半分と4分の1へ、Ctrl+Alt+Enterで最大化します。「ホットキー」ページで「左 2/3」と「右 1/3」を割り当てると、エディターとターミナルを並べるのに便利です。Ctrl+Alt+Tでウィンドウを常に手前に表示すれば、ペア プログラミング中の小さなプレビューやビデオ通話を浮かせておけます。コマンド パレット(Ctrl+Alt+Space)は、エディターのそれと同じように、どの操作やプロファイルでも名前で実行できます。

  4. 作業ごとに配置を保存する

    コーディング用にすべて並べたら「ウィンドウ位置プロファイル」で「現在の状態を保存」をクリックし、コード レビュー、デバッグ、会議用も同じように保存します。それぞれにショートカット キーを割り当てて呼び出しましょう。エディターやブラウザーのタイトルはファイルやタブが変わるたびに変わりますが、既定のタイトル規則「スマート」がタイトル末尾のアプリ名のような変わらない部分を見ます。エディターのウィンドウを複数開いていても、保存された項目ごとに1つずつ対応付けられるので、3つのプロジェクト ウィンドウはそれぞれ別の場所に戻ります。

  5. アプリをいつもの場所で開かせる

    「アプリの位置を記憶」をオンにすると、データベース クライアントや差分ツールのように1日に何度も開閉するツールが、同じモニターの同じ場所で開き直します。常に1つの画面に置くべきターミナルやエミュレーターには、「アプリが起動したとき」と「アプリをモニターへ移動」のトリガーを追加しましょう。ゲーム エンジンや独自のウィンドウ処理を持つエミュレーターのように自分で位置を決めるツールは、「位置を変更しないアプリ」に入れておきます。

  6. ドッキングとスリープに備える

    ノートPCで開発していると、1日に何度もドックを抜き差しします。メインのプロファイルで「このモニター構成に関連付ける」と「この構成が接続されたら自動で適用」をオンにし、「モニター変更・スリープ・ロック解除の後にウィンドウを復元」もオンにしましょう。画面共有のために解像度を下げるなど解像度も切り替えるなら、ディスプレイ プロファイルを保存してトレイから切り替えます。WindowLayoutは設定をPC内に保存し、「設定のエクスポート」で別のPCへ移せます。

よくある質問

縦置きモニターは本当にコーディングに役立ちますか?

多くの開発者がそう感じています。見えるコードの行数がほぼ2倍になるからです。ドキュメント、ログ、プル リクエストの差分にも向いています。左右に広い差分表示は横画面のほうが見やすいです。

WindowLayoutの設定をバージョン管理できますか?

「設定のエクスポート」でファイルに書き出し、別のPCで「設定のインポート」で読み込めます。AIのキーはWindows資格情報マネージャーに保存され、エクスポートには含まれません。

仮想デスクトップでも使えますか?

ウィンドウ位置プロファイルは、Windowsが開いていると報告するウィンドウを扱います。最も予測しやすい結果を得るには、目的の仮想デスクトップがアクティブな状態で復元してください。