ガイド

Claude などの AI アプリに MCP でモニターを操作させる方法

MCP(Model Context Protocol)は、AI アプリがパソコン上のツールを使うための標準的な仕組みです。WindowLayout には MCP サーバーが組み込まれているので、Claude Desktop、Claude Code、Cursor などの MCP クライアントが、接続されているモニターを調べたり、プロファイル名を読んだり、許可した場合に限って配置の適用・ウィンドウの移動・明るさの変更をしたりできます。すべてこの PC の中で完結し、WindowLayout はそのためにネットワーク ポートを開かず、インターネットに何も送信しません。このガイドでは、有効にする方法、アプリの接続、AI に使わせるツールの選び方を説明します。

更新日 6ステップ

  1. WindowLayout で MCP をオンにする

    WindowLayout を開き、[設定]の MCP(AI アプリ連携)カードで[AI アプリの接続を許可]をオンにします。既定ではオフで、オフの間 AI アプリにはここでオンにするよう求めるメッセージだけが返ります。WindowLayout が接続を待ち受け始めると、タイトル横の状態が[準備完了]に変わります。接続はローカルの名前付きパイプで、今の Windows アカウントだけが開け、ほかのコンピューターからの接続は拒否されます。

  2. AI に使わせるツールを選ぶ

    カードには 8 つのツールが 2 つのグループに分かれています。参照ツールはモニター一覧、ウィンドウ プロファイルとディスプレイ プロファイルの一覧、最後の復元結果などの状態を返し、情報を表示するだけなので既定で許可されています。操作ツールはウィンドウ プロファイルの適用、ディスプレイ プロファイルの適用、最後の復元の取り消し、アクティブなウィンドウの別モニターへの移動、明るさの設定で、自分でオンにするまでオフのままです。AI アプリは Web ページ・ファイル・メッセージで読んだ文章にだまされてツールを呼ぶことがあるため、本当に任せたい操作だけを許可してください。変更は AI アプリを再起動しなくても次の呼び出しから反映されます。

  3. Claude Desktop と Cursor を接続する

    [AI アプリを接続]の下に、この PC の実際の WindowLayout.exe のパスが入った設定とコピー ボタンがあります。Claude Desktop では[設定]>[開発者]>[構成を編集]を開き、claude_desktop_config.json の mcpServers に windowlayout の項目を貼り付けて保存し、Claude Desktop を完全に終了してから起動し直します。Cursor では、ユーザー フォルダーの .cursor フォルダーにある mcp.json に同じ項目を追加するか、Cursor の設定の MCP 画面を使い、再起動します。この項目は WindowLayout.exe を引数 --mcp だけで起動します。ウィンドウのない小さなヘルパーが、いつもの WindowLayout に要求を渡します。

  4. Claude Code を接続する

    Claude Code では、カードの 1 行のコマンドをコピーし、PowerShell かコマンド プロンプトで一度実行します。WindowLayout.exe を --mcp で起動する windowlayout というサーバーが登録されます。今のプロジェクトだけでなくすべてのプロジェクトで使うには、add の直後に --scope user を付けます。Claude Code の中で /mcp コマンドを使うと、windowlayout が接続されているか、どのツールがあるかを確認できます。

  5. ふだんの言葉で頼む

    あとは話しかけるだけです。モニターは何台でどれがメインか、ディープ ワークの配置にして、全部のモニターの明るさを 40 にして、といった具合です。AI はまず WindowLayout と同じく左から番号が付いたモニターと、正確なプロファイル名を確認します。この方法で適用したウィンドウ プロファイルはウィンドウを動かすだけでプログラムは起動せず、取り消しで元に戻せます。ディスプレイ プロファイルを適用すると WindowLayout のウィンドウが開いて新しい設定を保持するか尋ね、15 秒以内に[保持]を押さないと前の解像度と配置に戻ります。アクティブなウィンドウの移動の対象は、WindowLayout を除いて最後に使ったウィンドウで、多くの場合 AI アプリ自身です。

  6. 何が呼び出されたかを確認する

    同じカードの[最近の呼び出し]には、WindowLayout の起動後の最大 50 件が、ツール、時刻、成功したかどうかとともに表示されます。それ以外はあえて記録しません。プロファイル名、値、ウィンドウ タイトルは残りません。MCP がオンのときに AI がツールを呼び、WindowLayout が起動していなければ、ウィンドウを開かずにバックグラウンドで起動します。許可していないツールや存在しないプロファイルは、わかりやすいエラーとして AI に返ります。

よくある質問

WindowLayout はデータを AI サービスに送りますか?

WindowLayout 自体は MCP のためにインターネットへ何も送らず、ネットワーク ポートも開きません。ただし、ツールが返す内容(モニター名、解像度、プロファイル名など)は AI アプリに渡り、AI アプリが会話の一部としてその AI サービスへ送ります。そのアプリに入力する内容と同じ扱いです。ウィンドウ タイトルは返しません。

AI が設定を変えたり、プロファイルを削除したり、プログラムを起動したりできますか?

いいえ。カードにある 8 つのツールだけです。設定の変更、プロファイルの削除や保存、バックアップの復元、更新のインストール、スマホ リモートの有効化、AI キーの操作を行うツールはなく、MCP で適用したプロファイルがプログラムを起動することもありません。

AI アプリが WindowLayout を使えないと言います。何を確認すればよいですか?

MCP のスイッチがオンで状態が[準備完了]か、AI アプリの設定にあるパスが使っている WindowLayout.exe と同じか、設定を編集したあと AI アプリを再起動したかを確認してください。接続名が使用中と表示される場合は WindowLayout を再起動します。MCP は Windows でのみ動作します。

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WindowLayoutは無料・約3MBで、オフラインで動作し、広告もテレメトリーもありません。最初のウィンドウ配置は1分もかからず保存できます。

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